【新機能】Amazon Auroraのスナップショットをクロスアカウントで共有
こんにちは、せーのです。今日はAuroraの新機能のご紹介です。
スナップショットを共有
他のRDSと同様にAuroraのスナップショットも他アカウントで共有させることができるようになりました。アカウントによって環境を分けている場合や、様々なプロジェクト共通で使うサンプルデータを共有する、等色々なケースで使えますね。
制約・注意
現状のAuroraでのスナップショット共有の制約としては
- リージョンをまたいで共有することはできない
- 定期バックアップ等自動作成されたスナップショットは共有できない
- 暗号化されたスナップショットは共有できない
となります。他のRDSも最初はこのような制約があったので、そのうち要望が多いものから制約が取れていくのかな、と願っています。 注意点としては共有にはPrivateとPublicがあり、Publicにすると全てのアカウントでデータが参照できるようになってしまいますので、公開目的のデータ以外であれば共有する際にはPublicになっていないか注意して下さい。
やってみた
ではさくさくっと試してみましょう。まずほぼデフォルトでAuroraを立ててみます。暗号化をしないように注意しましょう。
次にスナップショットを取ってみます。
スナップショットができたら共有してみます。
共有したいAWSアカウントを指定してAddします。
これで共有完了です。共有先のAWSアカウントからRDSのスナップショットを開き「共有ファイル」を選択します。
でてきました。成功です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。超カンタンですね。Auroraは速度も速く可用性もあって非常に使いやすいです。これを機会に手元のMySqlも移管してみてはいかがでしょうか。